日曜美術館にウォルフガング・ライプからのメッセージ

5月31日の日曜美術館「#アートシェア 今こそ、見て欲しいこの一作」で、森美術館館長の片岡真美が紹介した作品。それは現代ドイツを代表するアーティストのウォルフガング・ライプによる「ヘーゼルナッツの花粉」。作品に使った花粉は20年かけて集めたもので、6メートル四方のインスタレーション作品である。 2013年にニューヨーク近代美術館(MOMA)での展覧会の制作風景を紹介していたが、ライプから紙に書…

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絵画はコロナウィルスに効くだろうか

●辟邪絵(へきじゃえ) 辟邪絵とは簡単に言えば魔除けのための絵です。 日本の辟邪絵として有名なものは、12世紀頃の作で奈良国立博物館に所蔵されている地獄草紙があります。国宝です。 ■辟邪絵「天刑星」 辟邪絵は、中国などで古くから信仰されたものですが、疫鬼をこらしめて退散させる善神を描いた絵のことです。 画像を見ていただくとわかりますが、善神はおそろしい姿で描かれていて、…

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