弘前れんが倉庫美術館で開催されている『タグチアートコレクション×弘前れんが倉庫美術館展』(2024年9月27日~2025年3月9日)を10月4日に見てきました。
テーマは「どうやってこの世界に生まれてきたの?」
詳しくは上記をクリックするとあいさつ文や作品リストのPDFが載っていますが、このブログでは写真で展覧会の内容を綴りたいと思います。
説明や作家名やタイトルを省き、エントランスから順番に印象に残った作品を平面を中心に少しピックアップして掲載します。
最初の方に展示していたいくつかのビデオアートも面白かったけどね。
エントランスで出迎える巨大な犬
「奈良美智≪A to Z Memorial Dog≫2007年作」






もしかして宇宙人?
■奈良美智芸術の原点にあったロック喫茶
奈良美智は1959年、青森県弘前市生まれ。小学生時代に自作したラジオから流れてきたロックやフォークにハマって以来の音楽好きだ。三沢の米軍基地の軍人向け放送を聴いていたと思われる。自宅近くに出来たロック喫茶は様々な点で奈良に大きな転機を与えた。その建設、内装を手伝い、開店後は皿洗いのアルバイトやDJもやったりした。そこで知り合った年長の大学生たちからのカルチャーの洗礼も受けたし、美術大学というものの存在を知ったのもそこだ。その後、故郷を離れ、愛知県立芸術大学とその大学院、デュッセルドルフ芸術アカデミーに籍を置き、34歳くらいまで学生を続けた。
ロック喫茶「JAIL HOUSE 33 1/3」の再現作品の内部まで画像を掲載します。

中に足を踏み入れたら
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングが微かにかかっていた
懐かしい!
私も1970年代に学生だった。当時はウィスキーなら安いホワイト。
ボトルキープするほど通える店はなかったけれど

これは杉戸洋の2016年の作品だから当時はこんな洒落た絵画は掛かってなかったろう




ボブ・ディラン、かっこええな(なぜか関西弁)
■ロック喫茶周辺の作品
草間彌生(左)と奈良美智「サイレント・ヴァイオレンス」





杉戸洋「無題」2010年作
絵画の上の模様はどう見ても壁のシミのようだけど
・・・つながっとる
■最後の方から外へ


今回のテーマがタイトル「どうやってこの世にやってきたの?」2012年作 塩田千春
アップルブランデーを半分くらい閉じ込めたレンガ倉庫の窓
和田礼治郎「琥珀の窓:弘前」
ここは昔シードルの工場だった
レストランで本日のシードルとやらを一杯いただいた。950円
バス停の前の時計屋さん。時計台がいい。
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